リール動画のアップロードと活用ポイント

“2020年に登場したインスタグラムの動画投稿機能「リール」は、主に短尺動画に適した投稿形式になります。TikTokのように短尺の動画を投稿できるリールは非常に人気の機能で、アップデートを繰り返しています。ここではリール投稿のアップデート内容と、知っておくべきリールの活用術をまとめてみましょう。
【リール投稿のアップデート】
リール投稿がこれまでどのようなアップデートをしてきたのかまとめてみましょう。
<専用タブの登場>
インスタグラムは2020年11月にアプリ画面のデザインを変更、リールとインスタグラムショップ専用のタブを追加しました。
<ショッピングタグの利用が可能になった>
2020年12月、ショッピングタグを利用してリールにも商品をタグ付けできるようにアップデートされました。
<リミックス機能>
2021年3月に、既存のリール動画に合わせて動画を撮影することで、好きなリール動画とコラボレーションできる「リミックス」という新機能が追加されました。自分の投稿だけではなく、他のユーザーが投稿したリール投稿とリミックスできるのが魅力です。
<インサイトの追加>
2021年5月に、リールとライブ配信に関するインサイトをアプリ内で閲覧できるように変更されました。リール投稿のインサイトで、どの投稿がよりリーチしているかなどを確認できるので、投稿するユーザーは今後制作するコンテンツに役立てることができます。
<リール広告のスタート>
2021年6月には、60秒以内の短尺動画を楽しめるリール動画において広告の提供を開始。ストーリーズ機能にも広告が出稿できるようになったのと同じように、リール機能でも広告が実装されました。
【知っておくべきリールの活用術を解説】
リールはフォロワー以外にも投稿を届けられますが、最初の数秒で何についての動画か?を分かるようにしなければすぐにスクロールされてしまいます。15~30秒と秒数も短いので、伝えたい内容をしっかりとまとめてリールに適した動画制作をする必要があります。ここではリールを活用する時のポイントをいくつかまとめてみましょう。
<人気の音楽を使用する>
リールでは動画内に使われた音源から、同じ音源を使った他の動画を探すことができます。人気の音楽を使用すれば、その音楽から動画を探してくるユーザーに動画を見てもらいやすくなるでしょう。
<動画のテンポを速くしてみる>
再生回数の多いリール動画の共通点は「動画を早送りしてテンポを速くしていること」です。特に不動産の内見、店舗までの道案内、レシピ紹介などは最初の数秒のシーンでは動画内容が相手に伝わりにくいです。リールをインスタで撮影して投稿する場合には、あらかじめ動画の早送り設定が可能となっています。事前に撮影した動画をアップロードする際には、動画速度を調節し、最後まで見たくなるような動画を作ってみましょう。
<最初の1~3秒間が重要>
リール動画では最初の数秒で動画の内容が判断されてしまいます。つまり最初の1~3秒で、視聴者の興味を喚起する必要があるのです。冒頭でユーザーの興味を引くことが出来なければ、動画から離脱してしまい、次の動画へとスクロールされてしまうでしょう。最初の1~3秒で動画のタイトルや、伝えたい内容などを分かりやすく簡潔に伝えるのがおすすめです。
<ストーリーズとフィードでシェアしよう>
リールをストーリーズやフィードでシェアすることによって、リールを普段見ないというフォロワーでも動画を見てもらいやすくなるでしょう。フィードにシェアする際にはカバー画像も設定するのがおすすめです。
カバー画像とは動画の表紙のことであり、動画内のワンシーンやカメラフォルダから選択できます。カバー画像を設定すれば、プロフィールに訪れたユーザーにリール動画を再生してもらいやすくなるでしょう。”

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