“スマホの普及に伴い、小学生などお子さんでもスマホを持つ機会が増えています。子供にiPhoneを持たせる際には、心配がつきものですが、iPhoneに搭載されているスクリーンタイムを上手く利用することで、スマホに関わるトラブルを未然に防ぐことができます。今回はお子さんのiPhoneにスクリーンタイムを設定する方法をまとめてみましょう。
【お子さんのiPhoneにスクリーンタイムを設定するメリットとは？】
お子さんのiPhoneにスクリーンタイムを設定するメリットは以下の通りです。
＜アプリの使用時間を制限できる＞
スクリーンタイムではアプリのカテゴリ別に使用時間を制限できます。カテゴリは
・すべて
・SNS
・ゲーム
・エンターテイメント
・クリエイティブ
・仕事効率化
・教育
・読書と調べ物
・健康とフィットネス
・その他
で区分されています。カテゴリで制限を付けることもできますが、子供が特定のアプリを使いすぎている…という場合にはそのアプリ単体に制限を付けることもできます。
＜特定の時間帯に使用制限できる＞
スクリーンタイムでは夜間や、勉強時間など特定の時間帯に、一部機能を制限することができます。21時～7時と設定すれば、この時間帯はiPhone操作ができません。ただ設定で許可したアプリや、相手との通話に関しては使用可能です。
＜子供が連絡できる相手を管理＞
スクリーンタイムでは、電話やFaceTime、メッセージで連絡できる相手に関しては制限が可能です。
・連絡先に登録されている人のみ
・登録された人を少なくとも1人含むグループのみ
・全ての人
の3つのカテゴリから選択できます。
＜子供に適していないコンテンツの制限＞
成人向けのサイトや、対象年齢に合っていない映画やテレビ、アプリなどに関しては、コンテンツを制限することができます。
＜スマホの利用状況が分かる＞
スクリーンタイムを使えば、子供がどれくらいスマホを使用しているかが分かります。今日・過去1週間の利用状況を見ることができ、1日あたりの平均使用時間、アプリごとの使用時間なども確認可能です。
＜子供の位置情報が分かる＞
スクリーンタイムでは、子供が今どこにいるのかをGPSで確認することができます。
【子供のiPhoneにスクリーンタイムを設定する方法とは？】
子供のiPhoneにスクリーンタイムを設定する方法は、ファイミリー共有を使っているケースと、使っていないケースで設定が異なります。それぞれまとめてみましょう。
＜ファミリー共有を使用している場合＞
1、自分の端末から[設定]を選択し、[スクリーンタイム]をタップする
2、下にスクロールして、[ファミリー]から子供の名前を選択
3、[スクリーンタイムをオンにする]をタップして、[続ける]を選択
4、制限したい項目を設定
5、[スクリーンタイム・パスコードを使用]を選択し、パスコードを入力
6、Apple IDとパスワードを入力して、完了
＜ファミリー共有を使用していない場合＞
1、子供のiPhoneから[設定]を選択し、[スクリーンタイム]をタップする
2、[スクリーンタイムをオンにする]をタップして、[続ける]を選択
3、[これは子供用のデバイスです]をタップする
4、制限したい項目を設定する
5、[スクリーンタイム・パスコードを使用]を選択し、パスコードを入力
6、Apple IDとパスワードを入力して、完了”