米国の低所得者向け完全無料スマートフォンサービス

米国には、低所得者向けに米国政府とMVNOのTracFoneが共同で展開している完全無料スマートフォンサービスなるものがあるんですよ。『Safelink Wireless』もその一つ。低所得者だけが加入できると言っても基本料金も端末もタダなんて信じられませんね。ただし加入できるのは1世帯あたり1人のみなんだそう。端末はAlcatelとZTEのスマートフォンがあり、スマートフォン端末本体が無料、通話も無料(350分)、データ通信は500メガバイトまで、SMSは完全無料で利用できます。ZTEのスマートフォンは日本でも聞いたことがありますが、Alcatelは初耳です。米国ではメジャーなのかもしれませんね。端末はSIMロックありの低価格品ですが、無料ですから文句はないでしょう。データ通信も500メガバイトしかないですが、職場や街中の無料Wi-Fiを使えば問題なさそう。米国ではこのSafelink Wireless以外にも別の無料サービスもあり、低所得者向けのサービスが手厚いそうですよ。しかも所得の低い人でも気軽に立ち寄れるように、ショッピングモールではなく、道路に店を出しているそうです。冬は寒いでしょうね。米国の優しさが垣間見えました。

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