Hulu、5月17日に全面リニューアル。モバイルのスポーツ/ライブ中継や1080p対応

システム側のコンテンツ管理も変更点が大きく、従来は同一番組でも複数言語がある場合は、字幕版、吹き替え版が別のコンテンツとして表示されていました。そのため、ランキングなどでも字幕版、吹替版が分かれて表示されるなどの課題があったのですが、リニューアル後は1つのコンテンツを選んで、字幕や音声を選択する形となるのです。加えて「マルチプロフィール」を導入しています。これは、1つのHuluアカウントで、複数のプロフィールを設定可能になり、家族それぞれの嗜好にあわせたレコメンドなどが行なわれるのです。プロフィールにパスワードロックをかけて、本人以外が使えない設定も可能です。キッズ対応も強化しています。キッズ専用のプロフィールを用意し、年齢制限コンテンツが再生されることが無くなるようにします。また、サービス全ての経路でSSL(暗号化通信)を採用するとのことです。なお、コンテンツのダウンロード対応については、「(コンテンツの)契約もあり、全コンテンツでの対応は難しいが、考えている」(HJホールディングス 太田正仁事業戦略室室長)とのこと。4KやHDRなどの高画質化については、「ユーザーニーズを見ながらサービス設計しているが、競合の(4K)加入状況からもいまはニーズが少ないと判断している。スペックを追求するより、ワンプライス(933円)のシンプルなサービスを指向している。リニューアルで様々な検討を行なったが、ニーズを優先し、機能はかなり絞った。ただし、ニーズが高まれば、すぐに対応できる体制にしている」としています。

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