2017 3月 30

IoT家電普及の壁はセキュリティ 4人に1人が個人情報の提供に難色

IoT家電の進化が急速しています。アマゾンやグーグルのホームアシスタントは米国をはじめとする英語圏を中心に世界中で活用されていて、いまでは多くのサード・パーティー製アプリの活用も可能となっているのです。これによって、天気予報やニュースを教えてくれたり、電気やTVを操作したりといった基本操作だけではなく、今後は食料品の注文やハンズフリーでの通話といったさまざまな機能が活用できるようになるということです。また、次世代のアマゾンやグーグルのホームアシスタントには、音声操作だけでなくモニタが搭載されて情報端末やテレビとしての役割を担うことも予測されています。これは音声操作・入力がタイピングやフリック入力よりも便利なことが実感されたうえで、次の段階として情報の入力に関しては画面から得るほうが速くて快適なことが判明した結果なのです。IoT家電がなくてはならない存在になっている人も多い一方で、特に日本においてはIoT家電が普及しているとはいい難い面もあります。一度使うと手放せないものも、使うまでその利便性が想像できないことも多いのです。ジャストシステムの実施した調査ではこうしたことがよく表れています。IoT家電6種(照明器具、オーブンレンジ、エアコン、洗濯機、掃除機、冷蔵庫)に関して、音声認識での操作が必要と感じる人は10%台後半~20%台前半となっていて、通知や自動調整に関しても多くの項目で30%台前半を下回っています。

By admin on 2017年3月30日 | 未分類 | A comment?