2018 1月 15

地方の救世主?広がる「VR観光」コト消費の充実急務 減らせるか、気分悪くなる悪質映像

美術や文化財を「鑑賞」から「体感」へ…。美術の世界や遺跡などを疑似体験できるバーチャルリアリティー(VR、仮想現実)を活用した観光が広がっています。フランスの印象派画家クロード・モネの名作「睡蓮の池」の中に入り込めたり、史跡の現存していた姿を見ることができたりする仕掛けで、九州でも広がっているのです。観光庁は、地方への誘客や訪日外国人客を含めた体験を楽しむ「コト消費」を広げるため、VR活用に力を入れています。JTBグループのJTB情報システム(東京)は、国内で初めて美術館向けのVRサービスを始めましたた。第1弾は、ポーラ美術館(神奈川県箱根町)所蔵の睡蓮の世界をVRで体験できる企画です。VR映像は1分30秒で、特殊なゴーグルを掛けると、抜けるような青空に、柳などの木々が揺らめく風景が360度広がります。鳥のさえずりが聞こえ、足元にはきらめく水面にピンクの睡蓮が咲く。船に乗っているかのようにゆっくりと動き、橋をくぐると季節は夏から秋へと移り変わるのです。JTB情報システムは今後、九州の美術館などでの事業展開も視野に入れているとのことです。

By admin on 2018年1月15日 | 未分類 | A comment?