2016 11月 05

サムスンの最新スマホ 米国でもリコール決定=最終局面へ

米消費者製品安全委員会(CPSC)とサムスン電子は13日、米国でサムスンの最新スマートフォン「ギャラクシーノート7」190万台をリコール(無料の回収・修理)すると発表しました。米国での同製品のリコールは先月15日(米時間)に続き2回目となります。これに先立ってサムスン電子は11日、韓国、米国、中国の当局と協力して、同製品の生産と販売を中止すると発表しました。当時、韓国の国家技術標準院と米国のCPSCは使用中止、販売・交換の中止を勧告しています。中国の国家質量監督検験検疫総局(質検総局)はリコールを発表し、サムスン電子は同日、ギャラクシーノート7の生産打ち切りを発表したのです。サムスン電子の米国法人はCPSCの承認を受け、1回目のリコールの対象となった100万台だけでなく、交換用に供給された90万台についてもリコールの対象にすると発表しました。CPSCによると、米国でサムスン電子に届け出があったギャラクシーノート7の不具合は96件で、このうち1回目のリコール後に出された届け出は23件だったということです。CPSC側は同日声明を出し、安全のために必ずリコールに応じるよう消費者に呼びかけました。また、サムスンとCPSCがリコールの割合を100%にするために努力中とした上で、「CPSCは消費者の安全が脅かされた場合、サムスンとそのほかの関連会社に責任を問い続ける」と強調したのです。

By admin on 2016年11月5日 | 未分類 | A comment?